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2人で鉱山(前編)(小説)(オリキャラ) 

まずは、こそあどさんコメントありがとうです。ひさしぶりのコメントにちょっと感激です><b
このページはリンクフリーなのでバシバシ貼っちゃってください!

と、いうことで、本題の小説です。
今日は、ミミガーと、フキのオリキャラの話の前編です。
ちょっと、気分転換ですw
2人でバリDに鉱石掘りにいく話です。
フキは、いまやっと、製錬ランク7。
はやく3くらいになりたいです。><
もちろん。相変わらず弱いですw

では、どうぞ~。

「うあー…暑い~」
その日のエリンは炎天下だった。
ガチャガチャと重鎧を揺らしながら、俺はバンホールへ道を歩いている。
キャンプのセットなど、旅に必要な道具が入ってる大きな鞄が、更に俺を欝(うつ)にさせた。
「…いっそ全部脱ぐか…?」
危険な誘惑が脳をよぎったが、そこは何とか我慢した。
「ったく…フキの野郎人使いが荒いぜ」
ブツブツと1人で文句を呟くが、全然涼しくはならない。
ダンバートンからずっと歩いて来て、やっとドラゴン遺跡まで来た。
この辺は少しでも道からそれると、スケルトンやら骸骨オオカミがいて危険だ。
フキとはダンバートンにある学校で知り合った。
卒業した後も腐れ縁は続いて、今も同じギルド―犬死の詩人に属している。
俺は普段、ダンバートンの周辺でぶらぶらして、フキは鍛冶・製錬の修行のため、ずっとバンホールに篭っている。
んで、何で俺が遠路はるばるこんな所に来たかというと、昨日1つの手紙が、ふくろうによって運ばれて来た事が原因であった。
その内容とは―



親友ミミガー君へ


ラデカの光がさんさんと降りそそぐ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

ダンバートンは、人がたくさんいて楽しそうですね。

こっちは、毎日続く精錬と鍛冶の繰り返しで、頭が沸騰しそうです。

何回鍛冶をやっても、上手くなった気がしません。しかも、僕は戦闘が下手なので、鉱石を効率よく取れません。

たまに、祖父の七光りのエイレンさんに、ハンマーを投げたくなります。

人の武器修理を失敗しといて「失敗した方が修練になるんだヨ」とか言ってるのは、脳がうんでる証拠です。

しかも「アタシにほれたのかナ?」とか、いつも言ってます。誰も、あなたになんて惚れてません。

つまり何が言いたいのかというと

一緒にバリダンジョン潜って下さい。僕には君の力が必要です。

1人で潜ってたらゴブリンに邪魔されて鉱石を掘れません。

僕の鍛冶スキルが上達したら、君にとってもプラスになるはずです。

良い返事待ってます。

もしこなかったら……










呪います…

フキより



―っていうものだった。
文の内容からして、かなりテンパってることがわかる。
鍛冶、精錬の道に進む!とか言い出した日からこうなる事はわかっていた。
それにしても…
「最後の『呪います』が怖すぎる…」
なんか、行かなきゃ本当に呪われそうだったので、しぶしぶながら行くことにした。
まぁ、実際冒険者にとって知り合いに良い鍛冶師がいたらいろいろと便利である。
そうこう考えてる内に、いつの間にかバンホールについていた。
「さてさて、あいつはどうしてるかねぇ…」
そうして俺は、バンホールの広場へ向かって降りていった。


「おぉ~ミミガー来てくれたか!」
俺が広場へと降りると、フキが出迎えてくれた。
使い古した初心者服は、鍛冶や精錬によってかなり汚れている。
―それだけ努力している、と言うことだろう。
「そりゃあんな手紙見れば誰だって来るだろ…」
「僕そんなすごい手紙書いたっけ?」
「お前ね…」
思わずため息が口から出た。
「それよりミミガー見てよ。だいぶいい物が作れるようになったよ!」
「ほほう…」
フキが、自分のカバンをごそごそと漁る。
「あぁ、これでもない、これでもない」
「……」
カバンから次々と、鉱石やら動物の革が出てくる。
…他にはなにも入ってないようだ。
「あった!」
フキが取り出したのは1振りの短剣だった。
「ってなんだよ短剣かよ…」
今更、そんな初心者か物好きが使うような武器出されても、あまり嬉しくなかった。
「なんだよ、とはなんだよ!これは僕の血とか、汗とか、魂とか、その他いろんな液体が入った素晴らしい短剣なんだよ!」
「なんかいろいろ混ざってるんだな…」
やっぱりテンパってるようであった…いや、昔からこうだったか?
「まぁ、使ってみればわかるよ!」
「む…」
自身ありげだったので、試し切りしてみることにした。
「んじゃ、外出てダイアウルフでも狩るか」
「わかったよ~」
外に出て、フキの張っているキャンプに荷物を置き、少し狩りをする事にした。


キャンプから少し歩くと群れか離れた1匹のダイアウルフが休んでいた。
「うし、あいつにするか」
「やっちまえ、ミミガー!」
「…」
フキから渡された短剣を二度三度振る、当然だがいつも扱っている武器より軽い。
短剣を使うのは久しぶりだったが、まぁダイアウルフ程度どうにでもなるだろう。
ゆっくりとダイアウルフに近づく…
『グル…!』
相手も気づいたようだ。
「いくぜ…」走り、一気に距離を詰める。ダイアウルフも飛び掛ってくるが、こちらの攻撃の方が早い。
(…おぉ)
短剣がすぅっと相手に突き刺さる。確かに、ただの短剣とは切れ味が違うようであった。
ダイアウルフは即死だったようだ。
「おーいフキ。、言うだけの事あるじゃねーか!いい切れ味…」
友人の短剣の出来の良さを伝えようと、後ろを振り返ると―
「うわぁ!お前らくるなよぉ。ミミガー助けてくれ~!」
「なにしてるんだ…」
フキが大量の灰色キツネに追われていた。
見てるとなんか笑えたので、少し見ていたが、フキがマジ泣きしだしたので、キツネを追っ払ってやった。
「ひぃ…キツネこえー!」
「…っく…ハハハハ!」
ガクガク震えているフキを見ていたら、笑ってしまった。
「なんで笑うんだよ!キツネだってなめたら痛い目にあうんだよ!」
「バカだなお前、キツネはこっちから攻撃しなきゃなにもしねーよ」
「そ、そうなのか…!」
本当このノリは昔から変わらない―中々に心地よくさえもあった。
「さってと、この短剣中々使えたぜ、これくらいなら露店で売れるんじゃねーか?」
「そうか、…じゃあそれはミミガーにあげるよ」
「あぁ?いいのかよ」
「今日のダンジョンのお礼の前払いだよ」
フキが笑いながら言う。
「んじゃ貰っとくわ…時間もそんなあるわけじゃないしそろそろいくか?」
「あぁ、今日はよろしく」
そうして俺達はバンホールへと戻っていった。



続くよ!
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