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夢(小説)(クリステル) 

ご、ごめんなさい。
更新遅れてしまいました。
今日は夢です。
ちょいネタばれ?らしいです。
クリステルの聖堂での夢の話。
クリステルの過去の話です。
さて、いつも通り断り書き。
この小説はMMORPGマビノギの二次創作の小説です。
ここに出てくるキャラクター達はマビノギに出てくるNPCがモデルとなっていますが、ミミガーの脳内で勝手に構成されてますので、実際の設定とは全く関係ありません。
/*ノベルページは大切なものを更新
では、どうぞ。

//フキのいいわけ
実家に帰ったのはいいけれど、MyPCがネットにつなげない…。
仕方なくiMacで、更新しようとして「FTPどうすればいいんだ~。」と言う展開。
それで今日になってしまいました。
ごめんなさい。


その日は気温も暖かく、やわらかな日差しが女神のステンドグラスを通して部屋に射しこんでいた。
ダンバートンにある教会の礼拝堂で1人の女性がオルガンを弾いている。
彼女の名前はクリステル、教会に勤めている修道女だ。
音が礼拝堂をつつみ、その空気は和やかであった。彼女は演奏を終えて、鍵盤の上から手をどかす。
椅子の背もたれに体重を預けて少し上を見る?オルガンの上に小さなビンに入った1本の黒いバラが飾ってあった。
「………」
声には出ないが自然と口が微笑の形をとる。このような笑みを浮かべられるのも『彼』が私に教えてくれたからだ。
目を閉じてあの日を思い出す。自分がまだ魔族だったあの頃を…


ラビダンジョンの奥底、サキュバスである彼女は感じとっていた。
1人の人間がまた自分の所に近づいてきている。
(また、私のもとに来るのね)
彼女がいる大部屋の隅には、先ほど実力もなくここを訪れた冒険者の死体が転がっていた。
ここまで来ると言う事は、蹂躙するか、されるか、と言う事だ。
人間とは本当に馬鹿な生き物だ。どちらに転んでも私の力にしかならない。
強い者は私の体を覆い、満足して帰る。弱い者は私に覆われ、ここで死ぬまで私に力を捧げる。
口に寒ささえ感じる笑みを作り、『想い人』を待つ。ほら、もう近くに来ている。
また1人の冒険者が爛れた領域の扉を開けようとしているのだ、唄を歌って出迎えよう。
『ギ・・・ギギィ』
扉が、開いた。
?ララ…ララ…入ってくるときはその剣をすてて…?
そうして戦いは始まった。


今自分は寝転がって小さく息を吐き、上を向いている。その冒険者にはまったく歯が立たなかった。
冒険者?ローブ姿のドルイドは私を見下ろしている。ここまで強い人間は初めてだ。
「このダンジョンはティルナノイに繋がっているのですか?」
そう聞いてきた、まさかその単語が出てくるとは思わなかったので少し驚く。
だが、そんな事に答える義理は無い。そんな事よりも?
「知らないわ」
「…いえ、上位魔族のあなたなら知っているはずです…」
「答える必要はないわね…ねぇ、あなたは今私を自由に出来るのよ?」
ドルイドの目を見つめて誘う、こういう男を堕落させるのも一つの楽しみだ。
「……」
男は無言で腰を下ろし、こちらに手を伸ばして?
「え…」
男の魔法によって傷ついた腕に包帯を巻いていた。言葉は無かったがその手つきはあくまで優しい。
「何をしてるのよ、そんな事しなくてもすぐに治るわ」
「しかし、この方が早く治ります」
彼は巻き終わり、立ち上がって出口の方を向く。
「どこへ行くのよ…この手も、足も、胸も、唇も、私の全てを自由にしていいのよ!?」
なぜかわからないが必死になっている自分がいた。それでも男はこちらを見向きもせず出口に向かって歩き出す。
何かをひどく傷つけられた気がする。
「そこから出てもティルナノイへは行けないわよ!」
「…まだこのダンジョンでは試した事はないので…」
それだけ言い残すと部屋から出て行き、後には仰向けになった自分だけが残った。
その人間は『答え』を見つけるためにまたここを訪れるような気がする。
その時はこの借りを返そう、そう考えた。
?あの男を屈服させたい?
今思えば気づいていなかったのだ、一人の男に執着したのが初めてだという事に。
それから二人は幾度と出会う事となり、そのたびにクリステルは変わっていくのであった?


意識が覚醒する。椅子の上でクリステルは目を覚ます。
日差しと気温にあてられ、昔の事を回想している間に眠ってしまったようだ。
ほんの10分程度の眠りであったので仕事に支障はない。そのことに少し安堵を感じた。
次は外の花壇に水をあげなければならない、と次の仕事を思い出し外に出ようとする。
「・・・」
と、立ち上がった時に黒いバラに向かって微笑み、その花弁にそっと口付けをした。
「いってきます」
そう言うと、彼女は暖かい風が吹く外へと出て行った。


おわり
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